ドッグフーディングされているから洗練されている。重要なのは日々業務を行う担当が運用しやすいかどうか



株式会社時雨堂 Founder @voluntasさんにお話を伺いました。

1. 時雨堂様の事業内容を教えてください。


Erlang/OTPを用いたネットワークサーバーの設計・開発・コンサルティング、および、MQTTやTURNなどのパッケージ製品の開発、販売を行っています。


2.『board』以前の月末業務はどのようにしていましたか?


MakeLeapsを使って行っていました。書類業務をエクセルで行っていたときの苦労をしたくなかったので、起業前から効率化できるツールを探しました。当時、見積書と請求書をPDFで簡単に出力でき、ロゴが入れられて、社印をつけられるのがMakeLeapsだけだったので、起業前に見つけて起業と同時に使いはじめました。起業して3ヶ月後に総務を任せられる人がJoinしたので、それからはお願いしています。


3.『board』に乗り換えた理由を教えてください。


それまで使っていたものは、請求書、発注書の作成ツールとしては優秀だけれど、レポートなどが少しわかりにくいと個人的に感じていました。『board』は基本的な所をきちんと抑えながら、そのプラスαが充実しています。それにβ版を使いながら「これが出来るといいな」というリクエストを連絡したときにも、どんどん追加してくれて、対応がよかったんです。支払い期限の個別入力のリクエストなど、すぐ対応いただきましたね。
総務が言うには、業務系システムは移行のこともあるし、問題がなければ新しいものにわざわざ変えること必要はないものらしいんですが、“いいものをどんどん使うべき”という当社の社風もあり、無料期間に入れてみたら、総務も「想像していたより、洗練されている!」といい反応をしてくれたので、これはスムーズに運用できそうだな、と思い、採用することにしました。「デザインも含めてどうやったら、こんなに隅々まで行き届くものができるんだろう、『それもあるんだ』と、痒いところに手が届く」らしいです。利用を決めてすぐにTwitterでつぶやきましたね(笑)。

総務が言う通り、業務系のシステムはとくにあるものは当たり前に受け入れられて、困ったり足りないものがあると、そこが目立つものだと思います。
『board』はきちんと、ドッグフーディング(作成したサービスを開発者が自ら使用すること)しているんだな、ということがシステムをみても対応を見ても、伝わってきますね。


4. どのように『board』を利用していますか?


僕は、キャッシュフロー予測と損益分岐点をみるときにつかっていて、案件入力や見積もりや請求書の作成は、『board』を使って総務がやっています。当社は、日々の書類業務を行っている総務が運用しやすいかどうかが重要なんですが、今のところスムーズ使えています。
5月中旬から利用していますが、新規の案件は優先的に『board』に入れて、『board』に切り替えるようにしています。案件コピーを一番最初のリクエストで出して対応していただいたのですが、継続的な案件も多いので、よく使っています。


5.『board』を利用するメリットをどういうところで感じますか?また、価格はどうですか?


使っていて“これ、いいな”と思いますが、やっぱり、一番いいのは、何かあったら、すぐに聞ける、ということですね。開発者がサポートしている、ということは大きいと思います。御社にとってはボトルネックになるかもしれないけれど、ユーザーにとっては、いい回答がもらえるので本当にありがたいことです。
広告が表示されないのも、気に入ってます。

価格については、Basic Planを使っていますが安いと思います。β版から使っているので、ずっと20%の割引があるのもうれしいですね。


6.『board』への要望を教えてください。


まず、当社の関連会社からは、海外のお客様向けに英語表記の住所を記載する機能が欲しいというリクエストがあります。あとは、過去の案件を後から登録した場合、現在のように登録順だけだとわかりにくいので、案件一覧の表示が見積日でソートできると便利です。カスタマイズ検索リストとか、オススメ検索など3種類くらいあるといいですね。それと、MakeLeapsからのデータ移行ができていないので、インポート出来るとうれしいです。あとこれは個人的な好みなのでリクエストではないのですが、実は、あまり折れ線グラフが好きじゃないので、レポートに棒グラフが欲しいとおもっています。売上は棒グラフにして、損益分岐点は折れ線グラフなどに出来たら、最高ですね。


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