HubSpot連携機能を使うと、boardの案件・顧客・顧客担当者と、HubSpotの取引・会社・コンタクトを相互に連携できるようになります。
まず、boardとHubSpotの基本的な役割分担を紹介します。boardでは見積書を作成できますので、営業活動の中でも利用されますが、リード管理など、より早い段階の営業活動まではカバーしていません。そのため、リード管理など営業の初期段階ではHubSpotを利用し、見積もりを作成する段階から徐々にboardと併用していきます。その後、受注から請求までの後続業務へは、boardを利用して管理していきます。HubSpotからboardへ連携できることにより、営業から請求までの社内の業務が一気通貫で流れるようになります。
では、実際の画面を使ってデモをしていきます。まず前提として、このように、HubSpotのステージと、boardの受注ステータスのマッピングを設定しておきます。
では、HubSpotで取引を登録していきます。この時点では、まだboardへの連携対象ではないステージを選択しておきます。その後、商談の進展に合わせてステージを変更します。このステージは、board側の設定で連携対象のステージとしてマッピングされています。そのため、この時点で、この取引の情報がboard側に「下書き」として連携されます。
board側では、このように下書き案件として連携された取引を確認できますので、これらの情報を使って新規案件登録を行います。このように、HubSpotの会社・コンタクトの情報を引き継いで、boardの顧客・顧客担当者を登録できます。
案件登録画面では、HubSpotから引き継げる項目は自動的にセットされていますので、不足項目のみ入力・選択していきます。案件の登録が完了すると見積書作成画面へ移動します。HubSpotの取引に商品項目が登録されている場合は、デフォルトでそれがセットされた状態で表示されますので、適宜修正して登録します。
今お見せした流れが、HubSpotからboardへ連携して見積もりを作成するまでの基本的な流れです。このように登録することで、boardの案件・顧客・顧客担当者と、HubSpotの取引・会社・コンタクトが紐付いている状態になり、相互に連携されます。また、HubSpotの取引画面右下に、boardへのリンクなどが表示されますので、ここから簡単にboardの見積書などの画面へ移動できます。以上が、HubSpot連携機能の基本的な使い方です。