今回は、案件登録について説明していきます。
一般的な請求書サービスですと、「見積書を作成する」「請求書を作成する」というように、「書類を作成する」という考え方であることが多いのですが、普段、仕事をする中では「A社からの受注・契約」というように、受注や契約の単位で考えることが多いのではないかと思いますので、boardではそれを「案件」と呼んでいて、1つの案件が1つの受注・契約を示します。
ですので、何かしら見積もりの引き合いがあった場合には、まずは案件登録からスタートします。
案件登録画面では、このように多くの項目がありますので、今回は、重要な項目をいくつか説明していきます。
まずは顧客。既存の顧客であれば、選択してください。新規であれば、プラスボタンからこの画面上で登録することができます。もしくは、左メニューの顧客管理から、あらかじめ登録しておいたり、CSVで一括でインポートすることも可能です。
次に、案件名には、その取引の内容がわかる名称を入力してください。書面に表示されたり、一覧に表示されたりするものになります。
次に、受注ステータス。受注状況を管理するステータスになりますが、見積中として3段階用意されています。これは、受注の見込みが、「高いもの」「中程度のもの」「低いもの」となっており、これにより簡易的な営業管理ができるようになっています。
また、売上分析のステータス別集計で、確度ごとの売上見込みを確認することができるようになっています。たとえば、「見積中で確度が高い案件まで受注ができた場合の今期の売上」といった確認ができるようになります。
受注ステータスに関してもう1点。「受注確定」「受注済」というものがあります。どちらも、システム上は「受注したもの」という扱いになりますが、受注確定は「受注は決まっているが、まだ発注書・契約書などのやり取りが終わっていない状態」、受注済は「それらも含めて完了している状態」というかたちで、必要に応じて、2段階に分けて管理できるようになっています。
案件登録の説明は、少し長くなりますので、続きは次の動画で説明していきます。