今回は、分割請求について説明します。なお、一括請求・定期請求と重複する説明は省略しますので、初めての方は、チュートリアルを順番にご覧ください。
分割請求は、定期請求と同様にひとつの案件で複数の請求をする場合に使いますが、定期請求が固定の間隔で繰り返し請求するのに対して、分割請求は自由なタイミングで請求する場合に使います。たとえば、今月は着手金を請求して再来月に残り分を請求する、というケースではこの分割請求を使います。
では、分割請求の案件を登録していきましょう。案件登録画面で、案件名などを入力してください。これらの項目については、案件登録の動画で説明していますので、今回は省略します。
次に、分割請求を選択します。一括請求の場合は請求日は1つだけでしたが、分割請求の場合は、このように複数の請求日を追加することができます。数に制限はありませんので、この案件に対して、必要な回数の請求日を追加してください。
では、案件を保存して、書類編集画面へ移動します。一括請求の案件では各書類が1枚ずつでしたが、分割請求の場合は、このように案件登録時の請求日の数だけ、請求書が生成されています。
まずは、見積書から登録していきましょう。今回は、100万円の見積もりに対して、1回目の請求で30万円、2回目の請求で70万円を請求してみます。見積書を入力し、その内容を、他の書類に反映する設定のまま、保存します。
一括請求や定期請求の場合は、請求書に、見積書の内容がそのまま反映されていました。しかし、分割請求の場合は、それぞれの請求額は様々ですので、システム側で、自動的に判断することができません。そのため、このように、1回目の請求書に、見積書の内容がそのまま反映されています。2回目以降の請求書は、このように0円になっています。
ですので、分割請求の場合は、それぞれの請求書を、個別に入力していく必要があります。たとえば、1回目の請求では、このように30万円の内容にします。次に、2回目の請求書を選択して、残り分の70万円の内容を入力します。このように、分割請求の場合は、それぞれの請求書の内容を登録していきます。
分割請求の説明は以上です。