プロジェクトを持つ全員が利用。営業の打ち合わせでも欠かせないツールになりました。



株式会社24-7 代表取締役CEO 田村慶氏にboard導入の経緯を伺いました。

1. 24-7様の事業内容を教えてください。


当社は、インバウンド・マーケティング、HubSpot導入支援とWEBサイト、スマホアプリの制作を行っています。また、2012年にシンガポールに関連会社を設立し、海外進出のサポート、海外法人設立、現地マーケティングサポート、WEB開発をしています。


2.『board』以前の月末業務はどのようにしていましたか?


見積書は、エクセル、請求書は、弥生販売、見積や予算の管理はGoogleのスプレッドシートを使ってやっていました。


3.『board』に乗り換えた理由を教えてください。


見積書、請求書、見積管理、予算管理を統一したいと思っていて、ツールはずっと探していました。そして、様々な書類が作成できるSpread Officeというクラウドサービスを見つけて、2ヶ月くらい使っていたのですが、機能追加のスピードが遅いのと、インターフェースが合わなかったんです。そういったときに、WEB検索でboardを見つけました。
『board』は、変更や機能の追加リクエストを出すと、すぐに対応してくれました。だから、β版時の5月、6月に全社員に声をかけて、気づいたことがあったら送ってくれ、ということで、たくさんリクエストを出していましたね。
“当社では、こういうふうに使っている”ということをお伝えしていろいろな機能についてリクエストしたのですが、それについてフィードバックをしっかりもらえたので、”あ、boardは対応してくれるな”、と感じました。それが、本格的に使い始めた理由です。

(田向:本当にいろいろいただきました。具体的にこういったシチュエーションで、こういう使い方が必要だから、こうしてほしい、という意見をくださったので、対応もしやすかったです。)

窓付き封筒対応、案件コピー、税込み・税抜き表示選択など、どんどん追加されていきましたよね。β版の機能追加がはやかった、というのがboardに乗り換えた理由ですね。平行して他のツールを使っていた時期もありましたが、今は『board』一本です。なくせないツールになっていますね。


4. どのように『board』を利用していますか?


当社では、皆プロジェクトを持っているので、全員で利用しています。そこに案件の状態が入っているので、『board』開いて打ち合わせをしていますね。請求を遡ったり、レポートの画面で、営業計画、売上分析のところで、見込みも見ることができるので、今後の営業計画についても『board』を見ながら打ち合わせします。

全員管理者で登録しているので、捺印申請をまだ使えてないんですが、使いたいと思っています。田向さん、管理者と責任者ってどう違うんでしたっけ?

田向:会社情報等の基本設定の変更ができないというのが違いです。ただ、捺印申請についてはユーザー権限とは別に、「捺印権限」というものを付与できるようになっているので、それを使っていただくといいと思います。

そうですか。じゃぁ権限設定をして、早速使いたいですね。受託事業をやっていると、すぐに見積もりを出して、と言われることも多いので、捺印権限がユーザー権限と分かれていると、一時的な代理承認なども可能になり、僕がその場にいなくても出せるので助かります。


5.『board』を利用するメリットをどういうところで感じますか?

これまでは出した見積をスプレッドシートに転記して、売上見込みを見ていました。『board』では、見積と請求が一カ所にまとまっていて、売上見込みも見積確度を選択すると数字とグラフに自動的に反映されるので数字がすぐ出る。見たい数字がここにとまっていて、すぐに見ることができることに非常にメリットを感じます。

当社は全員で使うので、以前使っていたのは15名で月額約3万円でしたが、今は『board』のスタンダードプランで3980円です。価格も大変安いので、どうやってるのかな、と思っています。どうされてるんですか?

田向:『board』のような社内システムは、それで直接的に売上があがる訳ではないので、価格が高いとハードルがあがってしまうと思っています。多くの人につかっていただきたいので、ああいう価格設定にしていますね。サーバーの費用はそんなにかかってないのですが、実はセキュリティーにはけっこうお金がかかってます。(笑)

なるほど、そうなんですね。ありがたいです。あと、これまではシステムがこうだからこう使わなければいけない、というのがありましたが、boardはそういったことがないのがいいですね。

6.『board』への要望を教えてください。


基本的にUIはすぐに使い方がわかるので、よくできていると思うのですが、細かいところで、コピーボタンは編集ボタンの隣にあってもいいと思いますね。案件を複数コピーすることはあまりないので、1クリックで処理できますし。また、出力したファイル名に出力日付がつくといいですね。
先日追加された発注管理について、まだちゃんとルール化して使えてないのですが、外注案件は、すべてここに登録するように先日指示しました。これから本格的に使っていきます。当社では、植田が基本的に全員の請求管理を見ているのですが、どうでしょう?

(植田さん)『board』には、これまでお願いしたことはだいたい全部やってもらっています。案件コピーをすぐ対応してくれたのは、よかったです。ただコピーしたときに、同じ名前になってしまうので、(コピー)などと、タイトルが変わるか、自動的に変更タイトルを入力できるようになるといいですね。また、同一クライアントで請求書で複数ある場合、合計の請求書にしてほしい、という要望がクライアントから出ているので対応してほしいですね。あと会計へのリンクもやって欲しいですね。csv出力とfreeeやマネーフォワードとの連携等もあるといいですね。
*現在は、ほぼすべてのデータでCSV出力は可能です


7.『24-7』の事業の展望


今、インバウンド・マーケティングの支援事業をやっていますが、その領域でトップ企業になっていきたいですね。インバウンド・マーケティングの支援をコンテンツを軸に、ノウハウ提供、Hubspotの提供、ebookコンテンツ制作等、顧客から喜ばれる会社になることを推進していきたいです。
この事業では、お客様が提供したい商品やサービスから逆算し、お客様を育てていくマーケティング手法なので、検討期間が長いもの、BtoBビジネスに有効です。C向けは、オウンドメディアを中心としたコンテンツマーケティングが核となります、B向け・C向け問わずクライアントの顧客視点に立ったマーケティングエコシステムの構築を推進していきます。

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