合計請求書では、合算元となる「案件名」や「合算元の請求書明細」が明細として引き継がれる仕組みとなっています。
合計請求書の明細は、これまでは合算元の案件名や請求書の明細がそのまま引き継がれるのみとなっており、案件Noや納品日など、合算元の情報を明細に含めるためには、合計請求書を作成した後で手動で明細に入力する必要がありました。
この課題を解決するため、合計請求書の書類詳細設定の設定項目において、以下2つの機能拡張を行いました。
合計請求書の案件名表示や案件区切りで差込タグに対応
書類詳細設定において、合計請求書の明細に反映する内容を、差込タグであらかじめ設定できるようになりました。
これによって、合算元の案件Noや納品日といった情報を合計請求書の明細に自動的に反映することが可能となります。差込タグで使用可能な項目は、以下のとおりです。
- 案件名
- 案件No
- 管理番号
- 請求日
- 納期
- 納品日
- 検収日
- 顧客支社
設定方法について、詳しくは合計請求書のヘルプの「合算時の案件名表示や案件区切りで使える差込タグ」をご覧ください。
合計請求書の明細行に日付を反映できる機能を追加
書類詳細設定において、合計請求書の明細行の「日付」欄に合算元の日付を反映する機能も追加されました。
boardの各書類では、書類詳細設定の「明細行に日付表示」がONの場合には書類の明細行に日付の入力欄が表示されますが、合計請求書の書類詳細設定であらかじめ設定を行っておくことで、この欄に合算元の案件の日付を自動反映できるようになりました。
設定方法について、詳しくは合計請求書のヘルプの「案件行の明細日付の設定」をご覧ください。