今回は、案件一覧と請求一覧を説明していきます。
案件一覧は、案件を管理するための画面で、見積中の案件も、受注した案件も、どちらも表示されます。たとえば、見積中で、確度が高い案件を検索したい場合は、このように検索条件を指定します。
また、行ごとに色分けされていますが、これは受注ステータスに連動しています。見積中で確度が高い案件が赤、受注確定が黄色、受注済が緑、それ以外が白、というかたちで、重要なステータスだけ色づけされていて、識別しやすくなっています。
たとえば、この見積中の案件を受注したら、一覧上から受注済に変更することができます。このように、案件一覧では、主に営業状況や受注の管理を行います。
もう1つ、請求一覧という画面があります。boardを使うにあたって、この2つの画面の違いを把握して使い分けることは、とても重要です。
これまでの動画で、一括請求・定期請求・分割請求の話が出てきました。定期請求・分割請求の場合、1つの案件に対して複数の請求が紐付きます。これにより、案件一覧と請求一覧という、役割が異なる画面が用意されています。
案件一覧は、1行が1案件です。一方、請求一覧は、1行が1請求です。そのため、案件一覧では、一括請求・定期請求・分割請求のどの案件でも、1つの案件で1行だけ表示されます。
一方、請求一覧では違いが出ます。一括請求の場合、1つの案件で請求は1つですので、請求一覧でも1行だけ表示されます。定期請求・分割請求の場合、1つの案件の中に複数の請求がありますので、請求一覧では、請求の数だけ表示されます。
実際に、画面上で検索してみましょう。まずは、一括請求の案件Noを指定して検索してみます。検索条件の年月を未設定にすると、その案件のすべての請求が表示されます。一括請求の場合、請求は1つだけですので、このように1行だけ表示されます。
次に、定期請求の案件Noを指定してみます。この案件は、3ヶ月の定期請求ですので、3つの請求が表示されました。
案件一覧と請求一覧では、このような違いがありますので、業務によって使い分けてください。案件一覧と請求一覧の説明は以上です。