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案件一覧と請求一覧の位置づけ

案件一覧と請求一覧は似た画面ですが、それぞれ、データの表示粒度や役割が異なります。

boardの定期請求・分割請求では、以下のように、1つの案件に複数の納品書・検収書・請求書・領収書があります。

一括請求では案件と請求は1:1になりますが、定期請求・分割請求では1:Nになります。

そのため、案件一覧と請求一覧では、それぞれの画面の役割に応じて、以下のように表示粒度を分けています。

  • 案件一覧:案件単位の表示で、1行1案件(上図の案件の枠の単位)
  • 請求一覧:請求単位の表示で、1行1請求(上図の赤枠内の書類1枚単位)

案件一覧の役割

案件一覧は「案件全体の把握」を目的として、案件単位で情報を表示しています。そのため、案件一覧では以下のような業務を行います。

  • 案件の検索
  • 案件の受注状況(受注ステータス)の管理
  • 案件全体の金額の確認

請求一覧の役割

請求一覧は「請求1つずつの管理」を目的として、請求単位で情報を表示しています。そのため、請求一覧では以下のような業務を行います。

  • 請求内容の検索・確認
  • 請求書の発行
  • 請求状況(請求ステータス)の管理

よくある質問

案件一覧の検索条件で請求年月を指定しても、案件全体の金額が表示されてしまいます

案件一覧は「案件単位」の表示を行う画面ですので、案件一覧上の金額は、案件ごとの合計金額です。検索条件で絞り込んでも、データの表示粒度は変わりません。

特定の請求月の金額を確認したい場合は、案件一覧ではなく請求一覧をご利用ください。

案件一覧の合計金額と請求一覧・売上集計の金額が合いません

案件一覧で表示される金額は、その案件全体の合計金額です。一方、請求一覧や売上集計で表示される金額は、月ごとの金額です。

案件一覧で検索条件を指定してもデータの表示粒度は変わらないため、1つの案件に複数の請求が含まれる定期請求・分割請求の案件では、それらが一致しません。

案件一覧で請求書の印刷・捺印申請・請求ステータスの変更ができません

案件一覧は、案件全体の管理をする画面ですので、1行1案件で表示しています。一方、定期請求・分割請求では1案件に複数の請求書があるため、案件一覧から請求書を特定することはできません。

請求の管理は、案件一覧ではなく請求一覧で行ってください。

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