
営業担当者がシステムに登録した情報を、請求担当者が帳票作成のために、手作業で別のシステムへ転記する——。普段の業務の中で、このような「二重入力」に苦労されている方も多いのではないでしょうか。
これらの転記作業は、単純ではありますが、入力ミスによる請求漏れなどのトラブルを誘発する可能性があるだけでなく、月末月初など特定の時期に多く発生して、担当者の大きな負担となっているケースが少なくありません。
- 「自動化したいが、手軽に導入できるツールが見つからない」
- 「導入できたとしても、APIやRPAを扱える人材が不足している」
そんな悩みを解決するのが、boardとの連携機能を備えたハイパーオートメーションツール「Yoom新しいタブで開く」 です。
本記事では、Yoomとはどのようなツールなのか、Yoomをboardと連携することでどのようなメリットがあるのかをご紹介します。
「Yoom」は使いやすくて“面白い”自動化ツール
Yoom新しいタブで開くは、Yoom株式会社が開発・提供する、次世代の自動化ツールです。複数のSaaS間のAPI連携だけでなく、RPAやAI、OCRといったさまざまなテクノロジーを一つのプラットフォーム上で組み合わせ、社内のあらゆる業務フローを自動化できる「ハイパーオートメーション」をコンセプトとしています。
スタートアップ企業から中小企業、大企業まで、企業規模を問わず利用されており、利用社数は2024年に2万社を突破。業種もIT、製造、建設、冠婚葬祭、医療・介護と、多彩な分野で利用されています。
「ハイパーオートメーションとは、米国のITコンサルティング会社により提唱された概念です。Yoomは一つのプラットフォーム上で、『ここはAPI連携、ここはRPA、ここはAI』といったかたちで、さまざまな技術を組み合わせて業務プロセスを構築できます。一般的な自動化ツールと比べて、より幅広い業務に対応できることが強みです」(Yoom株式会社 代表取締役 波戸崎 駿氏)
Yoomサービス紹介資料より
特長1:より簡単に〜ユーザーの8割超が「非エンジニア」
Yoomの最大の特徴は、その使いやすさにあります。一般的な自動化ツールが情報システム部などのエンジニア部門で使われることが多いのに対し、Yoomはユーザーの8割以上が非エンジニア部門となっています。
画面上で連携したいアプリやツールを選択し、「メールを送付する」「ブラウザーを操作する」といったアクションを設定するだけで、自動化のフローを構築できます。
「お客様から『Yoomは面白い』『ゲーム感覚でつい触ってしまう』といったお声をいただけるのが嬉しいですね。自動化ツールを初めて使う方でも、コツさえつかめば、ご自身でどんどん活用いただけています」(Yoom株式会社 カスマーサクセス/パートナーサクセス担当 長谷川氏)
特長2:より多く〜連携先として国内SaaSをほぼ網羅
Yoomは2025年時点で、国内外の700以上のアプリとの連携が可能です。「ユーザーの方から要望があったものを、積極的に連携開発してきました。現在では、国内で利用されているほとんどのSaaSとの連携を実現しています」(波戸崎氏)
YoomのWebサイトでは連携アプリ一覧新しいタブで開くやテンプレート新しいタブで開くが公開されており、連携可能なツールの網羅性の高さを確認することができます。
Yoom × boardの連携機能紹介
*当機能は、boardが公開しているAPIを利用してYoom側で実装されている仕組みです。
連携機能の概要
「boardは、Yoomをリリースした初期の段階でお客様から連携のご要望をいただき、連携先として追加させていただきました。boardを連携した業務フローとしては、『営業管理ツールから顧客や案件の情報を取得し、boardで帳票を発行する』といったケースが多いですね」(波戸崎氏)
前述のテンプレートのページでは、boardと他のツールを連携させるためのテンプレート新しいタブで開くも豊富に紹介されています。これらを参考に、画面の指示に従って設定するだけで、誰でも簡単にboardとのデータ連携を始めることができます。
Yoom公式サイトより(例:Notionとの連携方法)
連携機能の活用例
一例として、Yoomを利用すると、boardとNotionを連携して以下のような業務フローを自動化できます。
- 営業担当者がNotionに新しく商談の情報を登録する
- Yoomがその情報を検知し、顧客や案件の情報を取得する
- 取得した情報を元に、boardに「案件」を自動で作成する
これにより、「営業担当者が営業管理ツールへ入力した情報を、請求担当者が請求管理システムへ入力し直す」といった二重入力の手間をなくすことができ、転記ミスなどの人為的なミスも防ぐことができます。
Yoomを活用することで、専門的な知識がない現場の担当者でも、このような効率化を実現できます。
「お客様からは、『二重入力がなくなれば手間が半分になる』というお声をいただきます。Yoomの効果を感じていただきやすい部分だと思います」(長谷川氏)
boardは標準機能として、請求情報をクラウド会計ソフトへ連携させることができます。Yoomを使って、さまざまな業務システムとboardを連携させることで、フロントからバックオフィスまで業務全体の効率化を実現することができます。
AIとの協働でさらなる業務効率化を目指す
「私たちは、『より多くのことを、より簡単にしていく』ことをプロダクト開発の指針としています。今後注力していく領域は、やはりAIです。ご利用者様がYoomの中で独自のAI社員と協働できる、そんなプラットフォームを作っていきたいと考えています」(波戸崎氏)
YoomのWebサイトでは、boardとの連携をはじめとした豊富なテンプレートが公開されており、無料プランから試すことも可能です。まずは普段の業務における「二重入力」の解消から、その効果を体験してみてはいかがでしょうか。
また、Webサイトでは詳細な資料やデモンストレーションを申し込むこともできます。以下のリンクよりぜひお問い合わせください。
Yoom | ハイパーオートメーションで実現する次世代RPA新しいタブで開く
*boardのサポート窓口では、「Yoom」および「Yoomのboard連携機能」に関するご質問には対応しておりません。ご不明な点がありましたら、Yoomのお問い合わせフォーム新しいタブで開くまでご連絡ください。