定期請求・定期支払の書類を作成する際、請求書などに「○年○月請求分」という表記(文言は書類詳細設定の設定内容次第)を明細に自動挿入する機能があります。従来、これは特定の操作を行った時に必ず明細行に挿入される仕組みでしたが、今回のリリースで、自動挿入しない設定が可能になりました。
*特定の操作とは、案件の場合は見積書から請求書への反映時、発注の場合は見積依頼書・発注書から支払通知書への反映時。
この自動挿入される文言は「書類詳細設定」で変更できますが、この設定項目の必須が外れて任意項目となりました。これにより、自動挿入が不要な場合は、この設定を空欄にして保存すれば、上記の操作時に自動挿入されなくなります。
自動挿入されないようにする場合は、上メニューの「設定→書類詳細設定→編集ボタン」で以下の設定を変更してください。
- 「案件 - 納品書・検収書」タブの「定期納品メッセージ」
- 「案件 - 請求書」タブの「定期請求メッセージ」
- 「発注 - 検収書」タブの「定期検収メッセージ」
- 「発注 - 支払通知書」タブの「定期支払メッセージ」
*書類詳細設定は、複数作成して案件ごとに割り当てることができる仕組みです。複数の書類詳細設定を作成している場合はそれぞれで設定が必要です。
注意事項
- この自動挿入の仕組みは、特定の操作時(案件の場合は見積書から請求書への反映時、発注の場合は見積依頼書・発注書から支払通知書への反映時)に挿入される仕組みです。そのため、書類詳細設定を変更しても既存の請求書などには反映されません。設定変更後にこの操作を行った際に反映されます。
- 自動契約更新の際、この書類詳細設定の設定内容に基づいて年月が自動的に更新されるようになっています。そのため、自動契約更新がONで、かつ最新の請求書に「○年○月請求分」と入っている場合、設定を空欄に更新するだけだと、「○年○月請求分」という表記が新たに作成される請求書にそのままコピーされてしまいます。この場合、最新の月の請求書の「○年○月請求分」という表記は手動で削除した上で書類詳細設定を変更してください。