自社支社・グループ・案件区分に「デフォルト振込口座」を追加しました。これにより、新規案件登録時に、自社支社・グループ・案件区分の選択状態に連動して、請求書の振込口座のデフォルト状態を自動的に切り替えることができます。
*当機能は、「請求書に表示する振込口座が1件」の場合(「振込口座複数表示」がOFFの場合)のための機能です。
従来から、顧客に「デフォルト振込口座」という項目があり、顧客ごとにデフォルトとして使う振込口座を指定できました。仕組みとしてはこれと同様で、従来の顧客に加え、自社支社・グループ・案件区分で指定できるようになったというものになります。
なお、今回の仕組みの導入により、同一案件で複数のデフォルト振込口座が指定されるという状況が発生する可能性があります。この場合、以下の優先順位で請求書の振込口座が決まります(1が優先度高い)。
- 顧客
- 案件区分1
- 案件区分2
- 案件区分3
- グループ
- 自社支社
- 振込口座管理のデフォルト
たとえば、案件に設定された顧客とグループのどちらにも「デフォルト振込口座」が指定されていて、それらが異なる場合、「顧客」の「デフォルト振込口座」が使用されます。
なお、顧客・案件区分・グループ・自社支社のいずれにおいても「デフォルト振込口座」が未指定の場合は、振込口座管理で指定されているデフォルトが使用されます。
注意事項
- 「デフォルト振込口座」の仕組みは、あくまで「新規案件登録時」に使用されるものですので、「デフォルト振込口座」を設定・変更しても、既存の請求書には反映されません。
- 前述の通り「新規案件登録時」に使用されるものであるため、後から案件に自社支社・グループ・案件区分などを設定しても、自動的には請求書の振込口座は切り替わりません。