申請フローの設定で、申請フローをどの書類の捺印申請に利用できるか選択できるようになりました。
申請フローを利用できる書類の設定
捺印申請に使用する申請フローは、従来より、各社の規定や運用に応じられるように、複数パターンを登録できる仕組みでした。しかし、捺印申請時には利用できるすべての申請フローが選択リストに表示され、捺印申請を行うユーザーが、書類に応じて申請フローを選択する必要がありました。 そのため、申請者が誤って別の書類用の申請フローを選択してしまったり、申請フローが多数登録されていると対象の申請フローを選択しづらいという課題がありました。
そのような課題への対応として、申請フローの設定に「利用可能書類」を追加し、どの書類の捺印申請に利用できるか限定できるようになりました。これにより、見積書や請求書などの書類ごとに申請フローを登録し、捺印申請時に、対象の書類で利用可能な申請フローのみを表示できます。

なお、利用可能書類は複数設定することができますが、未設定の場合には従来どおりすべての書類で利用が可能となります。そのため、利用可能な書類を制限したい場合にのみご利用ください。
既存の項目名の変更
申請フローの編集画面で、利用可能な書類の設定項目(「利用可能書類」)を追加するにあたって、従来の設定項目の名称について以下のとおり見直しを行いました。なお、名称のみの変更となり挙動等に変更はありません。
- 「利用可能ユーザー」:「割り当てユーザー」に名称変更
- 「利用可能グループ」:「割り当てグループ」に名称変更