定期請求は、支払条件の締日を基準に請求書の生成枚数を決定しているため、締日と契約終了日が一致しない場合の動きがわかりにくく、多くの場合において必要のない仕様だったため、変更致しました。
*締日と契約終了日が同じの場合の動きは変更ありません(例:月末締めで、契約終了日も月末)
仕様変更点
従来の定期請求は、月単位で請求書枚数をカウントするのではなく、支払条件の締日を区切りとして請求書の生成枚数をカウントしていました。
そのため、締日以降に契約期間が残っている場合、締めた後も契約期間が残っていると判断し、もう1枚請求書が生成されていました。
以下の例で動きの違いを説明致します。
支払条件:1日締当月末払い
契約期間:2017年4月1日〜2017年6月30日
<従来の仕様>
請求書は、4/1・5/1・6/1・7/1請求分の4枚生成されていました。
これは、6/1の締日以降も契約期間が残っていると判断し、その分の請求書をプラス1枚生成しています。
<新しい仕様>
請求書は、4/1・5/1・6/1請求分の3枚が生成されます。
締日で区切るという考え方ではなく、「締日に関係なくその月の請求書」という考え方に変わりました。
そのため、余分な1枚が生成されなくなります。
既存データへの影響
既存データについては、自動的に上記仕様でデータが再生成されるわけではないため、リリース時点では何も影響はありません。
ただし、案件編集・発注編集画面で更新した際に、新しい仕様に基いて請求・支払の回数がカウントされるため、上記の「従来の仕様」に該当する状況の場合は、「新しい仕様」の形に修正されます。(余分な1枚が削除されます)
多くの場合は、意図せず余分に1枚多い状態かと思いますので特に影響はありませんが、従来の枚数のままが良い場合は、更新時に、契約期間を1ヶ月延ばすようにしてください。