小さい機能追加・改善はアナウンスしていないものもありますので、リリース時にお知らせ記事を出していない、2017年1〜2月の細かい改善をまとめました。
*すべてのリリース内容については、変更履歴をご覧ください
複数納品書対応で、納品日を自動的に連動するように変更
定期請求・分割請求で複数納品書対応をONにしている場合、これまでは、案件情報の納品日が表示されていましたが、請求日と同じ日を納品日に設定するように変更しました。
これにより、毎月請求書と納品書をセットで発行する場合などに、自動的に納品日が毎月の請求日と連動するようになります。
請求書に表示する支払方法に郵便振替を追加
銀行振込以外の支払方法の場合、案件登録時に、「支払方法」を選択することで、口座情報の代わりに支払方法名(例:クレジットカード)を表示することができます。
この支払方法の選択肢に「郵便振替」を追加しました。
合計請求書で支社情報の変更ができるように対応
これまで合計請求書の支社情報は、合算した請求書の情報(最初の請求書の情報)を引き継いでいました。
最初の請求書の情報を引継ぐ仕様は変わりませんが、合計請求書編集画面上で支社情報や書類上の表示方式を変更できるようになりました。
これにより、たとえば、支社ごとの請求書を1つにまとめて、「本社宛の合計請求書を作成する」といったことが可能になります。
顧客CSV、発注先CSVにメールアドレスの情報を追加
顧客・発注先にTo・Ccの項目がありますが、これまで顧客一覧・発注先一覧からダウンロードできるCSVにはこれらの項目が含まれていませんでした。
今回の対応で、これらの情報もCSVに含まれるようになりました。
メール送信時に「請求済」「発注済」に自動変更しないオプション
これまで、boardのメール送信機能を使って請求書・発注書(発注管理)をメールした場合、自動的に請求済・発注済に変更になっていました。
しかし、「メールと郵送の両方で送る」といったケースもあるため、メール送信画面に「ステータスを変更するかどうか」の選択ができるようになりました。
デフォルトはONなので、ステータスを変更したくない場合はOFFにしてから送信してください。
なお、この設定は、請求書・発注書(発注管理)が含まれる場合のみで、それ以外の書類では表示されません。
全角数字から半角数字への変換タイミングの変更
書類上の数量・単価などの数字は、半角数字で入力していただく必要があるため、これまでは、全角数字が入力されると、1文字ずつ都度半角数字へ変換していました。
しかし、2月にリリースされたChromeバージョン56で、この半角変換処理に関連して二重で入力されてしまう現象が発生してしまうため、全角から半角への変換のタイミングを1文字ずつではなく、日本語入力を確定したタイミング(ブラウザーによってはテキストボックスからカーソルが抜けたタイミング)で半角数字に変換するように変更しました。