顧客情報は、案件などで使用されている場合には削除できない仕組みになっていますが、使用有無および使用箇所をチェックするための機能を追加しました。
従来の課題
従来、顧客一覧表示時に「削除」ボタンをグレーアウトすることで、削除できない状態を表現していました。
顧客は、案件情報に限らず様々な箇所で使用されていることから、使用有無のチェック箇所が多く、とくに案件登録数が多いアカウントでは、顧客一覧表示時のパフォーマンスに影響が出る可能性がありました。
しかし、顧客は頻繁に削除するものではないため、削除可否の情報は、通常の運用の中ではそれほど使用するものではありません。また、削除できない場合に、「どこで使用されているか」がわかりにくいという課題もありました。
新しい仕組み
そこで、今回、顧客一覧表示時に「削除」ボタンをグレーアウトする仕組みを廃止し、一覧上の各行の「削除」ボタンは「削除確認」ボタンに変更になりました。
「削除確認」ボタンを押すと、対象の顧客の使用有無のチェックが行われ、その結果が表示されます。
チェックの結果、対象の顧客が使用されていない場合は「削除」ボタンが表示され、削除することができます。一方、使用されている場合は、使用箇所が表示され、対象の案件などを確認できるよう、案件一覧・請求一覧等へのリンクが表示されます。このリンクにアクセスして、使用されている案件等をご確認ください。
詳しくはヘルプ「顧客などのマスター情報の使用有無・使用箇所・削除可否の確認」をご確認ください。
なお、今回は「顧客」のみが対象ですが、今後同様の仕組みを、顧客支社・顧客担当者・発注先などの各マスター情報の一覧にも展開していきます。