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書類ごとに捺印権限を設定できるようになりました

従来、「捺印権限」はユーザー単位でのみ設定できる仕組みでしたが、これに加えて、見積書や請求書などの「書類の種類」ごとに捺印権限を設定できるようになりました。

従来の捺印権限とその課題

「捺印権限」とは、捺印申請をしなくても社印付きの書類を出力できる権限です。

捺印権限を持たないユーザーが捺印済みの書類を出力したい場合は、捺印申請を行い、承認を受ける必要があるため、申請・承認が不要なユーザーには捺印権限を付与するという使い方が想定されています。

一方、実際の運用にあたっては、「見積書だけは捺印申請を不要として、それ以外の書類では捺印申請を必須にしたい」といったかたちで、対象の書類に応じて捺印権限の有無を分けたいというケースもあり、従来のようにユーザー単位で捺印権限を付与する仕組みでは、このニーズに対応することができませんでした。

「書類別捺印権限」の仕組み

このような課題を解決するために、ユーザー編集画面の「捺印関連設定」に、「書類別捺印権限」が追加されました。

「捺印権限」項目がOFFになっている場合、「書類別捺印権限」項目で捺印権限を付与したい書類を選択できます。

ユーザー編集画面の捺印関連設定のスクリーンショット

たとえば、「見積書のみ捺印申請を不要にしたい」というケースでは、「捺印権限」をOFFにして、「書類別捺印権限」に「案件 - 見積書」を設定すると希望を実現できます。

詳しくは、ヘルプ「ユーザー管理・ユーザー権限」内の「捺印権限」の解説をご参照ください。

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