1枚で双方向のインボイス要件を満たす「双方向インボイス」機能を追加しました。これにより、「適格請求書 兼 仕入れ明細書」のようなケースに対応できます。
インボイス制度において、たとえば請求書の場合、通常は以下を表示します。
- 自社の登録番号
- 請求金額の「税率別金額と消費税額」
ただし、たとえば「手数料を差し引いた金額を請求する」という場合で、差し引く分を同一書類に記載する場合、手数料は「相手から自社への請求」に該当しますので、逆方向(自社宛)のインボイスである必要があります。
参考:国税庁:消費税の仕入税額控除制度における適格請求書等保存方式に関するQ&Aの問89(適格請求書と仕入明細書を一の書類で交付する場合)
*「問89」は、2023年8月20日時点での問の番号です。Q&Aが追加されると番号が変わってしまいますのでご注意ください。
双方向インボイス機能を使用して請求書を作成すると、下図のような請求書を作成することができます。
双方向インボイスの場合、通常の適格請求書の情報に加え、以下が表示されます。
- 顧客の登録番号
- 控除対象の行を示す印
- 控除分の税率別の金額・消費税額
設定方法など、詳しくは双方向インボイスのヘルプをご覧ください。