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会計連携機能に「連携粒度」の設定を追加し、明細レベルで連携できるようになりました

会計連携の設定に「連携粒度」を追加し、会計データとして連携するデータの粒度(細かさ)を変更できるようになりました。

 

従来の会計連携機能では「請求・支払単位」での連携でしたので、たとえば同一の請求書内に複数の異なる勘定科目を混在させることができませんでした。しかし今回の機能追加により、請求書・支払通知書の明細単位での連携が可能になりましたので、特定の明細行のみ別の勘定科目・補助科目・税区分・部門等にするといったことが可能です。

*当機能は、freee会計・MFクラウド会計・弥生会計・弥生会計オンライン・勘定奉行のすべてにおいて利用可能です。

 

連携粒度の設定は、以下の3段階から選択できます。

  • 請求書単位 / 支払単位・支払通知書単位(従来と同等の設定でデフォルト)
  • 明細個別
  • 明細集約

それぞれの設定の詳細や具体的な仕訳例についてはヘルプの「連携粒度の設定」をご確認ください。

 

当リリースに伴うその他の変更について

支払通知書の使用有無による違い

案件は請求書に依存した仕組みですが、発注は従来から支払通知書などの書類を使わずに、発注情報に直接金額を登録することが可能です。

今回のリリースに伴い、発注側の会計連携用データの生成元が以下のようになります。

  • 支払通知書を使用している場合(明細が登録されている場合)はそのデータをもとに会計連携データを生成
  • 支払通知書を使用していない場合は、従来通り発注情報内の金額に基づいて会計データを生成

 

(追記)当仕様は、特定条件下において仕様変更がありました。詳しくはお知らせ「会計連携機能における支払データ(発注側)の生成元の特定条件下での仕様変更について」をご覧ください。

 

支払データの税率別の連携

従来から、案件側は同一請求書内に複数税率を含む場合には税率ごとに分かれて連携されていましたが、発注側の支払データについては税率別の連携には対応していませんでした。

今回のリリースと合わせて、支払通知書の明細が登録されている場合は、それに基づいて税率別に出力されるようになりました。

なお、税率別の連携は、連携粒度の設定が「支払単位・支払通知書単位(従来と同等の設定)」においても適用されます。

 

会計データ設定の差込タグの追加

会計データ設定の「摘要」などに使用できる差込タグに「書類明細の摘要」を追加しました。これは連携粒度が「明細個別」の場合のみ有効で、請求書・支払通知書の明細行の「摘要」が反映されます。

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