boardでは「締め」という概念がないため、月や会計年度ごとに締め処理を行って過去の日付の案件や書類を登録できないように制御する、といった仕組みはありません。
この背景について、boardは会計ソフトのような日・月単位の登録ではなく、「案件」という契約単位の登録になっていることがあります。たとえば、定期請求のように契約期間があるような場合、過去から継続している案件など月単位で区切れないケースも多くあることから、締め処理の機能はありません。
そのため、会計年度が切り替わる際にも表示を切り替えるなどの特別な操作をする必要はなく、そのまま継続して利用できます。
なお、会計年度に関連するものとしては、自社情報設定画面で「会計年度開始月」を登録する項目がありますが、こちらは予算管理や売上集計の際に、対象期間を表示するためのデフォルト値として使用されます。 ただし、あくまでも表示にあたってのデフォルト値のため、必要に応じて画面上で対象期間を変更することが可能です。