発注情報から各書類へ金額が反映されるのは、新規登録時のみです。その後の更新時には反映されません。
もし発注編集画面を更新した際に、すでに書類の明細が登録されていた場合、発注編集画面で変更された金額が書類の合計金額として反映されてしまうと、既存の書類明細の内容と、その合計金額が合わなくなってしまうためです。
たとえば、発注書に以下の内容が登録されていたとします。
この状態で、発注編集画面の金額を200,000円(税込220,000円)に変更した場合、それが発注書に反映されると、以下のように合計金額と明細の金額がずれてしまいます。
そのため、発注情報から書類への金額の反映は新規登録時のみとして、その後の更新時には反映されないようになっています。
この状況に対する対応は、各書類の使用有無および支払タイミング(一括支払・定期支払・分割支払)によって変わります。
<前提となる共通仕様>
- 発注情報の金額(以下、支払データ)は、「支払通知書」と対になっています。
- 一覧画面や集計機能で使用されるのは「支払データ」です。
<各書類を使用しない場合>
一覧画面や集計機能で使用される金額は「支払データ」です。よって、書類を使用しない場合は書類の方は無視して構いません。
<一括支払で発注書のみ使用する場合>
デフォルトの状態のまま発注書を保存すると、支払データにもその金額が反映されます。
「前提となる共通仕様」の通り、支払データは、発注書ではなく支払通知書と対になります。しかし、一括支払の場合、発注書・支払通知書・支払データは1:1の関係になるため、発注書のデフォルトの保存オプション「明細を他の書類に反映」に基づき、発注書の保存時にはその内容が支払通知書にも反映され、これにより発注書の金額が支払データにも反映される仕組みです。
<定期支払・分割支払で発注書のみ使用する場合>
定期支払・分割支払の場合は、発注書と支払データ・支払通知書が1:Nの関係になるため、発注書の金額と支払データが一致するとは限りません。そのため、この場合の発注書のデフォルトの保存オプション「発注書単体で保存」に基づき、支払データおよび支払通知書には発注書の金額が反映されないようになっています。
定期支払・分割支払で支払通知書を使用しない場合は、発注情報の金額を変更してください。
<定期支払・分割支払で支払通知書を使用する場合>
支払データは支払通知書と対になっています。これにより、支払通知書を更新すれば、その金額が発注情報の支払データとして反映されます。
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