端数処理の設定を「切り捨て」にしているのに、マイナス金額の端数が切り捨てになりません。なぜですか?

書類にマイナス数値を登録した際、端数処理の設定が「切り捨て」に設定されているにもかかわらず、実際に書類上に記載される数字が想定とは異なるというお問い合わせをいただくことがありますが、これは「マイナス数値の端数処理に対する考え方の違い」によるものと考えられます。

 

マイナス数値の端数処理の方式

マイナス数値の端数処理は、「数値としての大小を比較する」方式と「絶対値としての大小を比較する」方式の2つの考え方があります。

たとえば、「-29.9」の切り捨ては、「数値としての大小を比較する」方式では「-29」より「-30」の方が小さい数値として扱われますので「-30」になります。一方で「絶対値としての大小を比較する」方式では「-29」になります。

 

対応方法

boardでは、「数値としての大小を比較する」方式がデフォルトになっていますが、「端数処理設定」で「絶対値としての大小を比較する」方式に切り替えることができます。

詳しくは、ヘルプ「端数処理設定」をご確認ください。



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