請求書の明細は請求時点で登録したいので、見積書を作る段階では「見積書単体で保存」をデフォルトにしたい

申し訳ありませんが、保存オプションのデフォルトを「見積書単体で保存」に変更することはできません。

請求書を発行するタイミングで請求書を登録したいというニーズがあることは理解しておりますが、boardは以下のような設計思想を元に開発されていることから、「見積書単体で保存」を多用する運用は推奨しておりません。下記の内容をご参照の上、運用方法をご検討ください。

 

「請求書を作成する」という作業を減らす狙い

多くの場合、請求書は見積書と同じ内容か、見積書をベースに確定した数字を反映するケースが多いため、boardでは、見積書の保存時に、その内容を請求書まで一度に反映することで、「請求書を作成する」という作業自体を減らしたいと考えています。

最初は違和感があるかもしれませんが、作業量の低減や、請求書の作成漏れの防止などに繋がることから、多くのご利用者様からご高評をいただいている仕組みですので、これを機にぜひご利用をご検討ください。

なお、「最初から請求書の明細が入っていると、それを見ただけでは発行可否の判断が付かない」というご意見もあると思いますが、その場合は請求書の登録有無により可否を判断するのではなく、請求ステータスをご活用ください。「請求書を発行して良い段階」を示す請求ステータスとして、「請求OK」をご用意しています。

 

見込みを把握する狙い

boardの集計機能では、請求書の金額・日付を元に集計していますが、ここでは請求済みになった売上の「実績」でなく、請求予定日を元にした売上の「見込み」の把握を重視しています。

保存オプションを「明細を他の書類に反映」とした場合は、見積書の登録時点で同じ情報が請求書にも登録されるため、その時点で(請求時点を待たずに)売上の見込みを把握することができますが、「見積書単体で保存」を用いた場合にはそれができないため、boardの集計機能を有効に使うことができなくなります。

このように、boardでは未来分の請求書があらかじめ登録されている前提で各種機能を設計しているため、保存オプションのデフォルトを「見積書単体で保存」にした場合は、集計機能やダッシュボードといった周辺機能が有効に活用できなくなってしまいます。

 

上記の理由から、保存オプションのデフォルトを「見積書単体で保存」にすることには対応しておらず、また日常的な使用方法としても推奨できない内容になりますので、これらの点を踏まえて、あらためて運用方法をご検討ください。



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