メール送信機能のダウンロードURLとパスワードは同一のメールで送信される仕組みになっており、これを2通に分けるということには対応しておりません。
以下、この仕様の背景を説明いたします。
まず、「ダウンロードページ」方式では、推測不可能な長いランダムな文字列を含むURLとすること、また検索エンジンにインデックスされない(検索エンジンにページ登録されないようにする)設定を施しているため、実質的にメール受信者以外はそのURLにアクセスできない仕組みになっています。
*一般的に「URL共有」などと呼ばれる仕組みと同様です。
また、boardのメール送信機能におけるパスワードは、以下の目的を持っています。
- 検索エンジン、AI、その他情報収集をするボットが、「noindex設定(検索エンジンにインデックスされない設定)」を無視してURLをインデックスした場合に、第三者からのアクセスによるページ閲覧とファイルダウンロードを防ぐ
- 総当たり的に調べられてURLを発見された場合でも、ページ閲覧とファイルダウンロードを防ぐ
まず前提として、メール送信機能のパスワードは上記の目的を果たすために用意されていますので、ご留意ください。
その上で、セキュリティーに関わる一部の習慣として、パスワードを別送するという方法があることは認識しておりますが、URLとパスワードを同一のメールアドレスに送付した場合、通常は1通目を受信できる場合は2通目も受信できるため、boardとしては、システム上での1回の操作による送信でメールを2通に分けても、それによってセキュリティーの強度が上がるとは考えておりません。
もしパスワードを「メール以外の手段(例:チャット・電話等)」で送る場合は、受信側では2つの別の手段でのアクセスが必要になり、セキュリティーの強度が高まると考えられますが、boardではチャットや電話等の別手段でパスワードを通知することには対応しておらず、URL・パスワードともにメールで送付する仕組みになっています。
また、先述のとおり、メール送信機能ではパスワードの目的上、これを別送する必要はないと考えていることから、受信者の利便性を考慮し、URLと同一のメールにパスワードを記載しています。あらかじめご了承ください。
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