boardからメール送信した際に発生する問題として、宛先がGmailの場合に固有の現象がいくつか確認されています。下記に該当するものがないかご確認ください。
FromとTo・Ccが同一の場合の警告表示
boardから書類をメール送信する際、送信元(From)として「no-reply@the-board.jp」または「ご自身のメールアドレス」を選択できます。この送信元(From)を「ご自身のメールアドレス」に設定し、宛先もそれと同じメールアドレスにして送信すると、Gmail上では下記のような警告が表示されます。
この表示は、送信元(From)と同一のメールアドレスに送信した場合のみ表示され、異なる宛先に送信した場合は表示されないことを確認しています。そのため、この警告表示については、他の受信者には表示されていないものと考えられます。
過去にスパム報告をしたことがある
Gmailでは、ユーザーが受信したメールをスパム報告できる機能がありますが、過去にご自身または同一Google Workspaces内の別ユーザーが、boardからのメールをスパム報告した場合、その報告をもとにその後のboardからのメールがスパム判定されている可能性があります。
この場合、Gmail上で対象のメールが迷惑メールではない旨を報告することで、次回以降は改善される可能性があります。
件名や本文の影響
件名や本文の内容によってスパム判定される可能性があります。
そのロジックは開示されていないため、具体的な文言を示すことはできませんが、これまでにいただいたお問い合わせの傾向から、件名やメール本文にスパム報告の頻度が高いキーワードを含む場合には、スパムとして判定される可能性が高くなります。また、スパム報告が増加した特定の期間に限り、一時的にスパムとして判定されるケースもあると考えられます。
なお、このようなケースは、Gmailアカウントから別のGmailアカウントへメールを送信する場合でも発生するため、boardから送信したメールに固有の事象ではありません。
過去の事例
過去に弊社で把握できた事例の一例です。必ず発生するとは限りませんので、ご参考としてください。
件名が「10月分請求書送付のご案内」「4月分請求書送付のご案内」という場合に、下記のアラートが表示されるケースがありました。
たとえば件名を「請求書送付のご案内」「請求書送付のご案内(10月分)」「4月分の請求書送付のご案内」のように少し変更すると上記の表示がなくなることが確認できています。もし上記の表示が出てしまう場合は、件名を変更してみてください。
一般的な迷惑メール対策について
一般的な迷惑メール対策については、FAQをご覧ください。
ただし、Gmail宛のメールについては、上記のFAQにある対応をしなくても届くことを確認しています。そのため、Gmail宛のメールがスパム判定される場合は、前述のケースをご確認ください。
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