マスターアカウントとは
マスターアカウントとは、管理者権限の中でも最上位権限を持つ重要なユーザーです。お支払いに関連する操作や、退会(解約)手続きは、マスターアカウントのみ行えます。マスターアカウントのみ行える操作の具体的な内容は、「自社情報設定〜自社情報の管理」のヘルプの「マスターアカウント」セクションを参照してください。
boardアカウントに複数のユーザーを登録している場合、その中の管理者を1名だけマスターアカウントに設定できます。なお、アカウント登録直後やPersonalプランをご利用の場合など、ユーザーが1名のみのときは、そのユーザーがマスターアカウントとなります。
マスターアカウントのユーザーは、上メニュー「組織設定→ユーザー管理」内のユーザーに「*マスターアカウント」と記載されています。
マスターアカウントに設定すべき人
先述のとおり、マスターアカウントは重要な役割のユーザーですので、会社の代表の方や部門長など責任ある立場の方に設定することをお勧めします。
なお、無料お試し(トライアル)の際にアカウントを登録すると、最初のユーザーが自動的にマスターアカウントとなります。担当者の方が無料お試し登録をした後、正式に有料プラン契約となった場合には、必要に応じてマスターアカウントを上長の方に引き継ぐなどご検討ください。
マスターアカウントの方が退職される場合
マスターアカウントの方が退職などで担当を外れる場合は、必ず事前にマスターアカウントの変更を行ってください。
マスターアカウントの変更手順は、「マスターアカウントを変更したいのですがどうすればいいですか?」をご覧ください。
マスターアカウントは、セキュリティーの観点から、原則としてマスターアカウント以外の方による変更は行えず、マスターアカウント自身によって変更していただく仕組みになっています。もし、何らかの事情でマスターアカウントご本人が対応できない場合には、「マスターアカウントの人が退職したので変更したいです」の「マスターアカウントご本人が対応できない場合」セクションをご確認の上、サポートまでお問い合わせください。
マスターアカウントの運用上の注意点
マスターアカウントの運用にあたっては、以下の点にご注意ください。
異動した人や退職した人をマスターアカウントのままにしない
この場合、マスターアカウントにログインできない状態になり、お支払い関連や退会の操作ができなくなるケースが考えられます。
マスターアカウントの方が異動や退職する場合には必ず引き継ぎを行ってください。
普段は使用していないメールアドレスをマスターアカウントに設定しない
マスターアカウントは「そのboardアカウントの契約に責任を持つユーザー」という位置づけですので、重要なお知らせがある場合などはマスターアカウントに弊社からメールでご連絡することがあります。もし普段は使用していないメールアドレスをマスターアカウントに設定していると、その連絡が届かなかったり、連絡に気がつかないケースが考えられます。
マスターアカウントのメールアドレスは、確実に連絡がつくものに設定してください。
たとえば、board利用料金の領収書を自動的に支払管理系のシステムに取り込むために、そのシステムの取り込み用メールアドレスをマスターアカウントに登録しているケースが見受けられます。この場合、弊社からの連絡が取れなくなってしまいますので、そういったメールアドレスをマスターアカウントに登録することはお止めください。なお、領収書をマスターアカウント以外のメールアドレスでも受け取りたい場合には、ヘルプ「お支払い方法の登録→board利用料の領収書設定」を参照の上、領収書の送付先メールアドレスを設定してください。ただし、この設定はマスターアカウントのみが行えます。
マスターアカウントをRPAツール用のユーザーとして利用しない
マスターアカウントは、管理者権限の中でも最上位の権限が付与されています。そのため、もしRPAツール用のユーザーにマスターアカウントを使用してしまうと、RPAツールの設定ミスなどがあった場合に、取り返しのつかない操作が誤って行われる可能性もありえます。
RPAツールを使う場合には、マスターアカウントを使用するのではなく、RPAツール専用のユーザーを登録し、必要最小限の権限のみ付与することをお勧めします。
また、RPAツールの使用の際には、システムに負荷がかからないようなリクエスト頻度でご利用ください。
マスターアカウントを複数名の人で共用しない
マスターアカウントに限らず、1つのユーザーを複数名で共用することは利用規約で禁止されています。1つのユーザーは1名のみでご利用ください。
‹‹ 書類の明細行に関するよくあるご質問 書類上の宛先・送付先の変更機能を使って、案件... ››