ユーザーの削除は「簡易削除」と「完全削除」の2つの方法があります。それぞれの違いについてはヘルプ「ユーザー管理・ユーザー権限」をご覧ください。
簡易削除についてはヘルプの通りとなりますので、ここでは「完全削除」を行った場合の影響について説明します。
ユーザーの「完全削除」による影響
案件・発注
ユーザーを削除した場合、案件・発注はそのまま残りますが、案件情報・発注情報の「担当者」が未設定の状態(空欄)になり、書類上にも表示されなくなります。
また、案件情報では「担当者」は必須項目のため、次回案件更新の際に他のユーザーを担当者に指定する必要があります。担当者が未設定の案件の案件編集画面を開くと、デフォルトで案件編集画面を開いたユーザーが自動的に担当者に入るようになっていますが、必要に応じて別のユーザーを担当者とすることもできます。
捺印申請
削除されたユーザーが申請フローの「申請者」の場合と「承認者」の場合で影響が異なります。
■申請フローの「申請者」の場合
捺印申請が途中の状態で申請者のユーザーが削除されても、案件・発注はそのまま残り、申請フローも進めることができます。ただし、申請結果の通知メールは誰にも届かなくなりますので、進捗状況は案件一覧画面や請求一覧画面で確認してください。
なお、捺印申請の履歴では、申請者名は「削除ユーザー」と記載され、元の申請者名はわからなくなりますので注意してください。
■申請フローの「承認者」の場合
承認者のユーザーが削除された場合も、案件・発注はそのまま残ります。
承認者のユーザーが削除されると、申請フローからそのユーザーが削除されます。削除されたユーザーがすでに承認済みであれば申請フローを次のステップに進めることができますが、削除されたユーザーのみ承認者となっているステップがあった場合、そのステップは空白となり誰も承認できなくなります。この場合には、申請フロー編集画面で空白のステップに新しい承認者を指定することで、その申請フローを次のステップに進められます。
また、捺印申請の履歴では、承認者名は「削除ユーザー」と記載されます。
書類編集画面の変更履歴
削除されたユーザーが編集した履歴は「変更ユーザー」の欄が空欄となります。
売上分析・発注分析
自社担当者ごとの集計では、削除されたユーザーの項目は「削除ユーザー」と表示されます。
操作履歴、請求・支払関連ログ、メール送信履歴
とくに影響ありません。削除されたユーザー名はそのまま残ります。
システム上にユーザー名を残しておきたい場合
「簡易削除」という方法で削除してください。詳しくはヘルプ「ユーザー管理・ユーザー権限」をご覧ください。
ユーザー編集画面で捺印権限の設定を変更できません ››