boardでは、見積書・発注書・発注請書・納品書・検収書・請求書・領収書を作成することができますが、これらの書類を個別に作成・管理していくのではなく、「案件ごとに管理する」という概念でシステム全体が設計されています。
boardにおける「案件」は、「1つの受注・契約」を示すものになります。
たとえば、毎月同額の請求を行う場合、見積書の提出は1回、請求書の発行は毎月行うというケースが多いでしょう。これが12ヶ月の契約であれば、見積書は1枚、請求書は12枚作成されることになります。
この案件を書類単位で管理した場合、12枚の請求書は相互に関連しない個別の情報になってしまいますが、boardでは1つの案件としてまとめて管理することができます。
また、こうした案件に原価を紐付けて登録することで、案件単位の損益管理が可能となります。
boardをお使いいただく上では、この「案件単位」という前提を踏まえることが、業務の効率化を実現するための重要なポイントになります。
なお、この特徴により、boardでは「案件を作らずに請求書のみを作成する」ということができません。すべての書類に対して、それを管理するための「案件」が必要になります。
参考記事:boardの案件管理
案件一覧と請求一覧の位置づけ ››