【中規模(100人以上)会社向け】boardに関するよくあるご質問

boardの導入をご検討中の方からよくいただくご質問のうち、主に中規模(100人以上)の会社様からいただくご質問のまとめです。

board全般に関するFAQは、「boardに関するよくあるご質問」「お試し登録(トライアル)に関するよくあるご質問」をご覧ください。

 

最上位のPremiumプランは50人までですが、それ以上の人数で使うことはできますか?

Premiumプランは50人までですが、それ以上の場合は1人200円(税抜)で制限なく追加できます。

 

boardは小規模の会社向けとのことですが、中規模以上の会社で利用することは難しいですか?

中規模以上の会社でも利用できないということはなく、実際にご利用いただいているケースも一定数あります。ただし、基本的には小規模の会社向けに設計されているため、お使いいただく中で機能面の不足が生じる可能性があります。具体的な内容については、後述の「中規模以上の会社で利用する場合、具体的にどのような課題がありますか?」をご覧ください。

なお、中規模以上の会社においても、たとえば、以下のようなケースでは問題なくご利用いただいているようです。

  • 業務自体がシンプルで、それほど複雑な要件がない場合
  • これまでエクセル等で管理していたため、システムの運用に慣れておらず、なるべくシンプルなシステムを導入したい場合
  • boardを利用する人数が限定的(一部の部署や職種の方のみなど)である場合
  • boardの仕組みに合わせて業務を調整できる場合

小規模・中規模といった要素はあくまで目安として示しているもので、実際にフィットするかは業務の内容やご利用の背景などによって変わってまいりますので、よろしければ無料トライアルをぜひお試しください。

 

中規模以上の会社で利用する場合、具体的にどのような課題がありますか?

お問い合わせや個別相談会の中では、以下のようなトピックがよく話題に上がります。

部署ごとの管理に関する要件

組織が大きくなると、部署別の管理要件が細かくなる傾向があり、この点において、機能が足りないケースが見受けられます。

boardでは、部署に該当する「グループ」という機能があり、グループ別に集計したり、グループごとに検索する等で利用できます。また、有料アドオンの「カスタム権限」を利用することで、所属するグループ以外の案件の編集画面にアクセスできないようにすることも可能です。

ただし、システム全体を完全にグループ単位に区切ることはできず、たとえばダッシュボードや集計機能などは、カスタム権限を利用しても、全体の集計や他グループの集計を閲覧できます。

そのため、カスタム権限による制御は、案件名や金額等を「一切見せないようにする」ためではなく、「編集できないように制御」するためのものとお考えください。

なお、「他グループには完全に見せたくない」という場合の対策の1つとして「部署ごとにアカウントを分ける」ことで課題を回避して運用しているケースもあります。

捺印申請の細かい制御

捺印申請の申請フローは最大で4段階の承認ステップを設定できますが、規模が大きくなると、申請フローに関して以下のような要件が出てくる傾向があります。

  • 金額に応じた自動承認や承認フローの分岐
  • 書類の種類に応じた申請の要否の制御
  • 代理承認機能

なお、申請フローはいくつでも作成できますので、金額に応じた分岐を行いたい場合は、申請フロー自体を分けて作成し、申請時に切り替えて申請するという運用方法で対応できる可能性があります。

 

自社にフィットしない部分はカスタマイズできますか?

申し訳ありませんが、カスタマイズは一切お受けしておりません。ご了承ください。

 

中規模以上の会社で利用するために、うまくboardを活用できる工夫はありますか?

boardは非常に安価なサービスですので、中規模以上の会社で導入できると非常に費用対効果が良いという理由で、以下のような工夫をして運用されているケースがあります。

部署ごとにアカウントを分ける

部署ごとにアカウントを分けることで、1アカウントが数十人規模になり、boardがフィットしやすい規模で運用できます。

この場合の注意点としては、別アカウントは、同一の会社であっても完全に別ものとして扱われますので、データの共有や同一ブラウザー内での同時ログインはできません。詳しくはFAQ「1社で複数の会社アカウントを利用する場合の注意点はありますか?」をご参照ください。

業務フローの見直し

boardに限ったことではありませんが、カスタマイズできないSaaSを利用する場合、業務の方をシステムに合わせることが必要になります。とくに承認プロセスなど、既存業務がある場合、それをboardで運用できるように見直すことでboardの導入に成功し、大幅のコスト削減に成功したケースもあります。

集計はboard外で行う

規模の拡大や事業が複雑化すると、集計のニーズが多様化する傾向があります。この場合、boardからCSVやAPIでデータを取得し、エクセル・Googleスプレッドシート・BIツール等に取り込んで集計する方法も考えられます。

 

上場企業や大規模な会社での導入事例はありますか?

はい、上場企業や大規模な会社での導入事例はあります。大規模な会社の場合は、一部の部署のみで利用する等、限定的な利用が多い傾向があります。

 

月あたりの書類の発行枚数や顧客登録数などに制限はありますか?

登録数・発行数に制限はありません。

ただし、基本的には小規模な会社向けに設計しているため、月1000通以上の請求書を発行するようなケースはあまり想定していません。数が多くなるほど運用しにくい部分が出てくると思いますので、運用上問題がないか、トライアルを通してご確認ください。



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