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1案件に複数の見積書を作成できますか?

1案件で複数の見積書を作成する場合、状況によって対応方法が異なります。

複数パターンの見積書を作成し、そのうち1つを受注するケース

1つの見積もり依頼に対して、複数パターンの見積書を作成するケースは、「複数パターンの見積もりを登録する方法」をご覧ください。

内容が異なる複数の見積書を作成し、いずれも受注する可能性があるケース

boardの仕組み上、「1つの案件」は、「1つの受注(1つの見積もりに対する受注)」に対応しています。

これにより、「1案件につき1見積書」となりますので、複数の見積もりがいずれも受注する可能性がある場合は、別の案件としてご登録ください。

定期請求の案件で、契約更新の都度新しい見積書が必要なケース

boardでは「1つの案件」は「1つの受注」という設計になっているため、見積書も最初に受注する際の1つのみという考え方が前提になっています。

そのため、定期請求の契約更新の際に、その都度新たな見積書が必要になるというケースでは、基本的には案件を分けるという対応方法になります。

一方で、1つの案件にまとめることを優先する場合には、有料アドオンの書類のバージョン管理機能(月額500円・税抜)に含まれる「ブランチ機能」を応用する方法が考えられます。

具体的には、最初の見積書は通常どおり登録し、契約更新時にはその見積書に「ブランチ」を追加し、必要に応じて編集を行うという方法です。

*自動契約更新のタイミングで、見積書のブランチも同時に自動作成するということはできません。

ただし、ブランチ機能は基本的に「複数パターンの見積書を作成し、そのうち1つを受注する」というケースを前提にしているため、上記の方法は応用的な使い方です。そのため、この運用にあたっては以下の制限事項を伴います。この方法を検討する場合は、必ず以下の内容をご確認ください。

ブランチ機能を利用する際の制限事項

「ブランチをデフォルトに反映」を行うと、デフォルトの見積書が上書きされます。

ブランチ機能は、「複数パターンの見積書から1つの正式な見積書が決まる」という状況を前提にしているため、「ブランチをデフォルトに反映」するという機能が用意されています。この操作を行うと、その時点のデフォルトの見積書が上書きされるため、元の見積書を残しておきたい場合は、事前にブランチとして保存してください。

ブランチの見積書は一覧画面から操作できません。

一覧画面で操作できる見積書は、デフォルトの見積書のみです。そのため、ブランチの見積書をメール送信したい場合は、書類編集画面でブランチを表示して操作する必要があります。 また、案件一覧のメールアイコンには、デフォルトとブランチの見積書のうちどれを送信したかといった情報は表示されません。メール送信履歴などの画面でPDFを確認してください。

ブランチを作成できる書類は見積書のみです。

ブランチ機能を使える書類は見積書のみのため、契約更新時に発注書や発注請書も新たに作成したいというケースには対応できません。

「保存オプション」は利用できません。

ブランチに登録された見積書から、他の書類に明細を一括反映させることはできません。

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