端数処理設定

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上メニューの「組織設定→端数処理設定」では、小数点の端数処理の設定を変更できます。

 

端数処理設定の設定項目

端数処理設定では、以下の2つの設定を指定できます。

端数処理

「切り捨て」「切り上げ」「四捨五入」を選択します。デフォルトは「切り捨て」です。

 

マイナス金額の端数処理

マイナス数値の端数処理は、「数値を基準にする」方式と「絶対値を基準にする」方式の2つの考え方があります。

たとえば、「-29.9」の切り捨ての場合、「数値としての大小を比較する」方式では「-29」より「-30」の方が小さい数値として扱われますので「-30」になります。一方で「絶対値としての大小を比較する」方式では「-29」になります。

なお、デフォルトは「数値を基準にする」です。当設定が追加された2024年2月以前の端数処理は「数値を基準にする」に該当します。

*この設定はマイナスの金額のみに適用され、正の数には影響しません。

 

【参考】どちらの方式を利用するか

この2つの方式は、どちらかが正しいというものではなく、どちらも使われるようです。

boardで利用しているプログラミング言語では「数値を基準にする」方式が採用されていますので、デフォルトはこの方式になっています。一方で、エクセル(およびその互換ソフトなど)は「絶対値を基準にする」方式ですので、エクセルと計算結果を合わせたい場合などには、「絶対値を基準にする」の方が適していると考えられます。

 

【重要】設定変更時の注意点

過去の計算結果に影響してしまわないよう、当設定を変更しても登録済みの案件・発注には反映されず、設定変更後に新規登録する案件・発注に対してのみ適用されます。

既存の案件・発注の端数処理を変更する必要がある場合は、「案件ごとに小数点の端数処理を設定」を参考にご対応ください。



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