自社ドメインでのメール送信ドメイン認証

この機能を利用可能なユーザー権限
対象 マスターアカウント 管理者 責任者 リーダー 担当者 カスタム権限
アドオンの有効・無効 × × × × 設定次第
メール送信ドメイン認証設定 × × × 設定次第
      

 

board上から書類PDFをメール送信する際、送信元メールアドレスに自社ドメインを使用するために、自社ドメインによるメール送信ドメイン認証(SPF・DKIM設定)を行うことができます。

*当機能のご利用には有料登録が必要です。あらかじめご了承ください。

*Personalプランでは、メール送信元をログインユーザーのメールアドレスに設定できないため、当機能はご利用になれません。Basicプラン以上でご利用ください。

 

当機能は、有料アドオン(月額500円・税抜)です。アドオンの料金は月額利用料に加算されるため、有効にしたタイミングから次回決済日の前日までは無料でお試しいただけます。

アドオンは、上メニューの「設定→アドオン」で有効にできます。(マスターアカウントのみ)

 

アドオンを有効にすると、上メニューの「組織設定→メール送信ドメイン認証設定」で設定できるようになります。

 

【重要】メール送信ドメイン認証設定の注意事項

当機能のご利用にあたっては、以下の点にご留意ください。

  • 当機能を有効にするだけではドメイン認証が行われた状態にはならず、自社ドメインのDNS設定が必要になります。そのため、ご自身でドメインを所有していないメールアドレス(例:gmail.com)のドメインは設定できません。
  • 当機能を利用するための設定作業において、DNSの設定など、board外での技術的な対応が必要になります。そのため、当ヘルプを社内のシステム担当者にご共有の上、対応が可能か事前にご確認ください。
  • 迷惑メールとして扱われる可能性について、当機能の利用有無による技術的な違いはなく、送信元(From)メールアドレスのドメインの相違のみです。
  • この設定を行うことで、必ず届くこと、迷惑メールとして扱われないことを保証する仕組みではございません。あらかじめご了承ください。


なお、boardからのメール送信にはメール配信サービス「SendGrid」を使用しています。当機能は、SendGridの「Domain Authentication(SPF/DKIM設定)」を設定することで実現しています。

 

設定手順

1. ドメインを登録する

下図のように、送信元のメールアドレスとして使用するドメイン(メールアドレスの@マーク以降部分)を登録してください。

 

2.DNS設定

ドメインを登録すると、下図のようにDNS設定情報が表示されます。表示されている3つのDNSレコードを、ご自身のドメインを管理しているサービスで設定してください。

 

DNSレコードの登録が完了したら、当画面に戻って「DNS設定状況確認」ボタンを押してください。このボタンを押すと、DNSの設定状況を確認しに行きます。

なお、DNS設定後、それを確認できるまでに数十分間程度がかかることがあります。DNS設定完了後、しばらくしてからご確認ください。

しばらく待っても「DNS設定確認済み」にならない場合、DNSの設定内容が正しくない可能性があります。設定内容に誤りがないかご確認ください。

参考:FAQ「メール送信ドメイン認証で、DNS設定は完了しましたがDNS設定状況が確認済みになりません

 

3.メール送信ドメイン認証を有効にする

「DNS設定状況確認」ボタンを押して、正しくDNSが設定されていることが確認できたら、下図のように、メール送信ドメイン認証を有効にするためのボタンが表示されます。利用開始するタイミングで有効にしてください。

 

メール送信ドメイン認証の設定が「有効」になると、メール送信元が「boardドメインのメールアドレス」から「ログインユーザーのメールアドレス」に自動的に切り替わります。

 

4. 正しく設定されているか確認する

これまでの手順が完了しメール送信ドメイン認証を有効にしたら、テストメールを送信し、そのメールのヘッダーに、以下の情報が記載されているかをご確認ください。

*ドメイン部分はご自身のドメインに置き換えてご確認ください。

 

また、メールサービスによっては、以下のようなかたちでご確認いただくこともできます。下図はGmailの例です。

 

複数のドメインのメールアドレスがある場合の注意事項

 送信元のメールアドレスのドメインと、当設定に登録したドメインが一致している場合のみ、メール送信ドメイン認証が行われた状態で送信されます。

そのため、前述の手順が完了して、メール送信ドメイン認証が有効になっている状態でも、メール送信元のメールアドレスが別ドメインの場合は適用されませんのでご注意ください。なお、当設定では複数のドメインを登録できますので、もし自社ドメインが複数ある場合は、それぞれご設定ください。



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