マスターアカウント | 管理者 | 責任者 | リーダー | 担当者 | カスタム権限 |
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○ | ○ | ○ | ○ | × | 設定次第 |
顧客情報は、顧客名・住所・支払条件や契約書の締結状況など、取引をする上で必要な基本的な情報を管理することができます。
顧客情報は左メニューの「顧客管理→顧客登録」の中から行くことができます。
顧客情報として登録することができる項目は以下の通りです。
顧客名
見積書や請求書に表示される名称ですので、顧客の正式名称(株式会社等を付けたもの)を登録してください。
顧客略称名
見積書・請求書等の書類には正式名称が表示されますが、boardの画面上は、スペースの節約と呼び慣れている名称で表示できるように、「顧客略称名」を表示するようにしています。
顧客名を入力後、テキストボックスからカーソルが抜けると、自動的に「株式会社」や「合同会社」などを削除した会社名を「顧客略称名」にセットしますが、その他必要に応じて、自由に略称名を登録してください。
住所・TEL
TEL・住所は書類上に表示されます。また、住所は窓付き封筒レイアウトでの印刷や郵送代行時に使用されます。
デフォルト支払条件
多くの場合、支払条件は顧客ごとに決まるため、顧客情報として、デフォルトの支払条件を設定します。
案件情報登録時に顧客を選択すると、自動的にデフォルト支払条件が案件の支払条件にセットされます。
振込手数料負担
振込手数料負担が「先方」となっている場合、請求書の備考に、自動的に「*お振込手数料はご負担願います。」と表示されます。この文言は、「書類詳細設定」で変更可能です。
NDA・基本契約締結
boardのシステム上は使用しない項目ですが、顧客との契約状況の管理にお使いください。
書類送付方法
多くの場合、書類をPDFでメール送付するか、印刷して郵送するかは顧客ごとに変わるため、請求一覧などで特定の書類送付方法の顧客を検索したり、「郵送」の相手のみチェックを付けたりという用途で活用できます。
board標準の書類送付方法として、「メール(DL)」「メール(添付)」「郵送」「メール(DL)+郵送」「メール(添付)+郵送」が用意されています。書類PDFをメールで送付する際の方法として、「ダウンロードページ」または「メール添付」を選択できますが、ここで設定した顧客の「書類送付方法」がデフォルトとして選択されます。
また、board標準の書類送付方法以外の方法で送付する場合は、上メニューの「設定→カスタム書類送付方法」で登録することで、任意の書類送付方法を設定できるようになります。なお、カスタム書類送付方法の場合はboard標準の書類送付方法と異なり、メール送信機能などの他の機能との連動はなく、検索条件での指定や検索結果への表示など、属性情報の1つとしてご利用いただくかたちになります。
デフォルト和暦表示
顧客情報としてデフォルトで和暦表示をONにすると、案件登録時に、自動的に案件の「和暦表示」設定に反映されます。
*和暦表示機能はデフォルトではOFF設定となっているため、ご利用の際は「機能表示設定」でONにしてください。
デフォルト振込口座
対象の顧客の案件を登録する際に、ここで設定した口座が請求書の振込口座に使用されます。
ただし、この「デフォルト振込口座」以外にも新規案件登録時のデフォルトに影響する要因がありますので、詳しくはヘルプ「デフォルトで請求書に表示される振込口座の決定ルールについて」をご覧ください。
顧客番号
顧客に関する任意の文字列を登録できます。外部システムで使用している顧客番号などを登録するような用途を想定しています。
適格請求書発行事業者
適格請求書発行事業者に該当するかどうかの管理項目です。「未設定/該当する/該当しない」から選択できます。
なお、当設定は、通常の請求書の発行には影響せず、以下の用途としてご利用いただくための項目です。
- 会計システムとの連携機能を利用している場合の「会計データ設定のマッピング条件」での用途
- 社内の管理用途
そのため、上記用途として利用しない場合は「未設定」のままで問題ありません。
適格請求書発行事業者の登録番号
顧客の登録番号を登録する項目で、「双方向インボイス」で利用される項目です。双方インボイスの詳細はヘルプを参照してください。
なお、双方向インボイスを作成することがない場合には未登録のままで問題ありません。
*登録番号の存在チェック機能については、ヘルプ「顧客・発注先の登録番号を国税庁APIを使って存在チェックする」をご覧ください。
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