売上分析機能の基本的な使い方

この機能を利用可能なユーザー権限
マスターアカウント 管理者 責任者 リーダー 担当者 カスタム権限
× × 設定次第
      

 

ここでは、分析機能の各画面で共通の操作・機能を説明します。

*「書類上の宛先・送付先」変更機能を使用した場合の当機能への影響については、同機能のヘルプをご覧ください。

 

各分析画面は、下図のように、「グラフ・表の表示設定」と「検索条件」が指定できるようになっています。

ステータス別集計の検索条件エリアのスクリーンショット。検索条件エリアの上部にグラフ・表の表示設定、下部に検索条件があります。

 

グラフ・表の表示設定

「グラフの種類」によって利用可能な設定が異なります。「グラフの種類」を選択した際に選択不可に切り替わる項目は、そのグラフでは選択できない項目です。

グラフの種類 表示されるグラフの種類を選択することができます。用途に合わせてお好みのグラフを選択してください。 
 売上/粗利

売上:案件の請求書の金額の合計です
粗利:売上から案件原価・発注の金額を差し引いた結果です。

月別/累計  月別:月ごとの売上・粗利を表示します
累計:対象の月までの売上・粗利を累計して表示します。例)6月は、4月・5月・6月の合計
 千円/円 表に表示する金額の単位です。
予算表示

予算が設定されている場合は、グラフ・表に予算が表示されます。
予算は、上メニューの「組織設定→予算管理」から登録することができます。

前年比較

検索条件で指定した期間の前年をグラフ・表に一緒に表示します。
「前年比較」にチェックを付けている場合は、検索条件で指定可能な最大期間は1年です。

 

検索条件

検索条件の主要な項目について解説いたします。

期間 集計対象の期間は最大2年間です。デフォルトでは、現在の期の1年間がセットされています。
集計の基準日

集計の基準日を選択することができます。
デフォルトでは「計上日基準」となっており、これは、上メニューの「組織設定→集計・分析設定」で指定されている日付です。(デフォルトでは請求日)
計上日として設定されている以外の日付で集計したい場合に、ここを変更してください。

なお、「粗利」で集計する際は「計上日基準」のみ選択可能です。

自動契約更新を考慮

「定期請求」「定期支払」で「自動契約更新」がONになっているものは、請求期間終了後も、自動更新される想定で、データをシミュレーションして集計します。

たとえば、「請求期間」が2024/1/1〜2024/12/31の案件は、12月分までの請求書しか存在しませんが、「自動契約更新を考慮」にチェックがついていると、2025年1月以降も契約が継続する想定で集計に加算されます。
なお、その際に加算される金額は、最新の月(この例では2024年12月)の金額が使用されます。

自動契約更新のシミュレーションは、請求期間終了日から2年先までです。たとえば、2024年12月31日までの請求期間の場合、2025年1月〜2026年12月分までシミュレーションして集計することができます。

「自動契約更新を考慮」にはデフォルトでチェックが付いています。

 

内訳表示

表の数字はリンクになっており、クリックすると、その金額の内訳を表示することができます。

 

クリックすると下記のようなダイアログが開き、内容の確認や書類画面等に遷移することができるようになっています。

 

手動変更 計上情報を手動変更しているデータには「○」が付きます。 
自動更新 自動契約更新がONで、請求期間後のまだ請求書未生成のシミュレーションデータには「○」が付きます。 

  

集計対象

<売上>

売上は、「案件(請求書)」のデータが集計対象です。

<費用>

粗利表示の際に使用される費用は、「案件原価(案件情報にある原価項目)」と「発注(支払)」のデータが集計対象です。

 

「見込み」を把握するための使い方

boardでは、見積書を登録した時点で、自動的に請求書まで同じ内容が反映されるようになっています。これにより、まだ受注していない見積中のものでも仮の請求書がある状態ですので、未来分の売上の見込みを集計できるようになっています。

そのため、見積書を登録する際に、「明細を他の書類に反映」にチェックを付けた状態(デフォルトの状態)のままお使いいただくと、より効果的に分析機能をご利用いただけるようになっています。



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