一括請求における見積書の登録と他の書類への自動反映

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一括請求における、見積書から他の書類への反映の仕組みについて説明します。

*当ヘルプに関連したチュートリアル動画もあります。

 

書類編集画面には、「見積書」「発注書・発注請書」「納品書・検収書」「請求書」「領収書」「送付状」6つのタブがあります。

案件情報を登録すると、自動的にこの6種類の書類が空の状態で生成されます。

 

見積書の登録と他の書類への自動反映

一般的に、発注書・発注請書・納品書・検収書・請求書・領収書の内容は、見積書と同じ内容か、ほぼ同じ内容であることが多いと思います。

boardではこの点に着目し、見積書の登録時に、保存ボタンの隣にある保存オプションを「明細を他の書類へ反映」(デフォルトの状態)として保存すると、明細(摘要・金額等)が自動的に他の書類に反映される仕組みを開発・採用しています。

 

これにより、boardでは見積書を一度登録するだけで、他の書類の準備も完了している状態になります。また、この見積書から他の書類へ反映する機能は「入力補助」としての仕組みであり、それぞれの書類は実際には独立しているため、後から各書類を個別に変更することも可能です。

 

この仕組みによるメリット

見積書の登録段階で請求書まで作成するこの仕組みは、boardの特徴的な設計思想の1つです。

この仕組みには、以下のメリットがあります。

  • 見積書と請求書が同じ内容の場合、「請求書を作成する」という行為そのものが不要になり、すぐに発行できる状態になっている。
  • 請求書を変更する場合でも、すでに仮の内容で作成済のため、請求漏れ(作成漏れ)を防ぎやすくなる。
  • 売上の集計は請求書の金額を集計するため、この一括反映機能を通すことにより、まだ請求段階に入っていない今後の売上見込みも確認できる。

 

一般的な請求書サービスでは、「必要な書類を、必要になったタイミングで作成する」方法が主流であったため、最初の段階で請求書が作成されることに違和感を覚えることもあるかもしれませんが、上記メリットをご参照の上、ぜひ一度「明細を他の書類に反映」による保存をお試しください。



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