案件区分・タグ・グループの使い分け方と注意事項を説明します。
概要
「案件区分」と「タグ」はどちらも案件を区別するために使用するものです。
共通点は、「一覧画面の検索条件として使用できる」という点です。一方で、違いとしては、「案件区分」は売上分析での集計軸として使用できるという点があります。売上分析の集計軸にしたい場合には案件区分を、検索の用途のみであればタグを使用してください。
一方で、「グループ」は、組織・部門などで案件やユーザーをグループ分けするためのものです。
グループには案件とユーザーを紐付けられます。用途としては「売上分析の集計軸」「捺印申請の申請フローの割当」「カスタム権限との組み合わせによるアクセス範囲の制御」を想定して作られています。
案件区分・タグ・グループの特徴
案件区分
- 案件区分は、「売上分析の集計軸」として使用するための項目です。また、一覧画面の検索条件としても使用できます。
- 案件区分は売上分析の集計軸として利用でき、案件区分ごとの売上集計結果は項目別集計画面で参照できます。
- 案件区分は1〜3が用意されています。階層構造はなく、それぞれ独立しており、1つの区分は1つのまとまり(売上を並べて集計・分析したい区分)として扱います。
- たとえば、「案件区分1は事業の種類」「案件区分2は販路」「案件区分3は地域」を登録するといった使い方ができます。
- 案件区分の登録は、上メニューの「設定→案件区分管理」画面から行えます。詳しくは「案件区分」のヘルプを参照してください。
タグ
- タグは、「一覧画面の検索条件」で使用するための項目です。
- 案件区分と似ていますが、タグは案件区分とは異なり、検索の用途のみで使用できます。売上分析の集計軸にはできません。
- タグは1つの案件に複数設定できます。階層構造はありません。
- たとえば、書類と合わせて添付資料の送付も必要な案件に対して「要添付資料」といったタグを付けておき、書類送付業務で案件を絞り込む際に利用するといった使い方ができます。
- タグの登録は、上メニューの「設定→タグ管理」画面から登録できます。詳しくは「タグを登録・編集・削除する」のヘルプを参照してください。
グループ
- グループは、組織・部門などで案件やユーザーをグループ分けするためのものです。
- 案件にグループを設定することで、売上分析の項目別集計画面でグループを基準にした売上集計が可能になります。
- グループにユーザーを紐づけることで、「捺印申請の申請フローの割当」や「カスタム権限との組み合わせによるアクセス範囲の制御」といったこともできます。
- グループの登録は、上メニューの「組織設定→グループ管理」画面から行えます。詳しくは「グループ管理(組織・部門等)」のヘルプを参照してください。
注意事項
登録上限について、いずれも件数の上限はありませんが、基本的には数十件〜多くても数百件程度の登録を想定した仕組みのため、それ以上登録すると、使い勝手が落ちる可能性がありますのでご注意ください。
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