対象 | マスターアカウント | 管理者 | 責任者 | リーダー | 担当者 | カスタム権限 |
---|---|---|---|---|---|---|
機能表示設定 | ○ | ○ | × | × | × | 設定次第 |
データ出力 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | 設定次第 |
勘定奉行に仕訳を取り込むためのCSVデータを出力することができます。
会計連携機能では、いくつかの会計システムに対応していますが、当ヘルプは勘定奉行との連携について解説します。会計連携機能全体については、下記をご覧ください。
対象の勘定奉行のバージョン
「勘定奉行10」の消費税率10%および軽減税率に対応しているバージョン以降が対象です。
勘定奉行向けデータ出力機能を有効にする
勘定奉行向けのデータ出力機能は、デフォルトではOFFになっています。上メニューの「設定→機能表示設定」にて、「勘定奉行」をONにしてください。
デフォルトでの出力内容
デフォルトの設定では、以下の内容で出力されます。
*税区分は税率ごとに出力されるため、下記は一例です。詳しくは「会計連携機能の概要」の「複数税率が混在する請求」をご覧ください。
■案件
借方 | 貸方 | 共通 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勘定科目 | 補助科目 | 取引先 | 税区分 | 部門 | 勘定科目 | 補助科目 | 取引先 | 税区分 | 部門 | 計上日 | 摘要 |
135 | 顧客 | 0000 | 500 | 0060 | 請求日 | No.xxxx 案件名 |
■発注
借方 | 貸方 | 共通 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勘定科目 | 補助科目 | 取引先 | 税区分 | 部門 | 勘定科目 | 補助科目 | 取引先 | 税区分 | 部門 | 計上日 | 摘要 |
604 | 0010 | 305 | 発注先 | 0000 | 請求日 | No.xxxx 発注名 |
会計データ設定における注意事項
会計データ設定全体については「会計システム向けデータ出力の共通設定」をご覧ください。
以下、勘定奉行特有の注意事項です。
- 勘定科目・補助科目・税区分・部門などの各項目には、勘定奉行に登録されている「コード」を出力する必要があります。そのため、会計データ設定画面上で出力内容を指定する場合は、勘定奉行に登録されている「コード」を登録してください。
- 勘定奉行の「取引先」のコードは、顧客・発注先編集画面にある「会計用名称・コード」欄に登録してください。これにより、出力データにもその内容が反映されます。詳しくは、「会計システム向けデータ出力の共通設定」の「各項目における留意事項→顧客・発注先・グループ」を参照してください。
会計データを出力する
以下の画面で、会計システム向けのデータを出力できます。
- 請求一覧:請求データをもとに、売上(売掛金等)の仕訳を出力
- 支払一覧:支払データをもとに、費用(買掛金等)の仕訳を出力
- 計上データ出力:計上データをもとに、売上・費用の仕訳を出力
*元になるデータの違いについては、「会計連携機能の概要」をご覧ください。
上記の画面では、下図赤枠の部分からCSVデータをダウンロードできます。なお、データの出力内容は検索条件に連動します。
勘定奉行にデータを取り込む
ダウンロードしたファイルを勘定奉行に取り込む手順です。
まずは下図のように、「随時処理→汎用データ受入→仕訳伝票データ受入→仕訳伝票データ受入」を選択してください。
下図のようなダイアログが表示されます。パターンが登録されていない場合は、「新規」から登録してください。次回以降は、対象のパターンを選択して「OK」で次へ進んでください。
新規または既存のパターンを開くと、下図のようなダイアログが表示されます。
受入データ形式:OBC受入形式
受入元ファイル名:boardからダウンロードしたファイルを選択
これらを設定のうえ、右上の「受入開始」ボタンをクリックしてください。
取り込みが完了すると下図のように結果が表示されます。「未受入データ」がある場合は、内容を確認してください。
取り込み完了後、仕訳の修正が必要な場合は、勘定奉行上で修正してください。
*その他、勘定奉行の操作方法については、勘定奉行のマニュアルをご覧ください。
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