対象 | マスターアカウント | 管理者 | 責任者 | リーダー | 担当者 | カスタム権限 |
---|---|---|---|---|---|---|
機能表示設定 | ○ | ○ | × | × | × | 設定次第 |
データ出力 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | 設定次第 |
MFクラウド会計に仕訳を取り込むためのCSVデータを出力することができます。
会計連携機能では、いくつかの会計システムに対応していますが、当ヘルプではMFクラウド会計との連携について解説します。会計連携機能全体については、下記をご覧ください。
MFクラウド会計とのAPI連携について
現在、MFクラウド会計は仕訳更新系APIを公開していないため、boardからMFクラウド会計へAPI経由でデータを送信することはできません。これにより、boardからMFクラウド会計に向けて提供している連携機能は、CSV出力の方式になります。
また、MFクラウド会計では、board APIを用いてboardの請求データを取り込む機能を提供していますが、こちらはboard側が提供している機能ではないため、当ヘルプの対象には含まれません。同機能の詳細については、MFクラウド会計側でご確認ください。
MFクラウド会計向けデータ出力機能を有効にする
MFクラウド会計向けのデータ出力機能は、デフォルトではOFFになっています。上メニューの「設定→機能表示設定」で、「MFクラウド会計」をONにしてください。
デフォルトでの出力内容
デフォルトの設定では、以下の内容で出力されます。
*税区分は税率ごとに出力されるため、下記は一例です。詳しくは「会計連携機能の概要」の「複数税率が混在する請求」をご覧ください。
■案件
借方 | 貸方 | 共通 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勘定科目 | 補助科目 | 税区分 | 部門 | 勘定科目 | 補助科目 | 税区分 | 部門 | 計上日 | 摘要 | 仕訳メモ |
売掛金 | 顧客名 | 対象外 | 売上高 | 課税売上 10% | 請求日 | No.xxxx 案件名 |
■発注
借方 | 貸方 | 共通 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勘定科目 | 補助科目 | 税区分 | 部門 | 勘定科目 | 補助科目 | 税区分 | 部門 | 計上日 | 摘要 | 仕訳メモ |
仕入高 | 課税仕入 10% | 買掛金 | 発注先名 | 対象外 | 請求日 | No.xxxx 発注名 |
会計データ設定における注意事項
会計データ設定全体については「会計システム向けデータ出力の共通設定」をご覧ください。
以下、MFクラウド会計特有の注意事項です。
- MFクラウド会計では、「未実現仕訳」という消し込みのための仕訳もセットで出力できます。デフォルトではOFFなので、必要な場合は会計データ設定の「その他設定」タブでONにしてください。
- 「勘定科目」「補助科目」「税区分」「部門」などは、MFクラウド会計にインポートする際、すでにMFクラウド会計に登録済みのマスター情報と「名称」でマッチングされます。そのため、表記揺れ等にご注意ください。
会計データを出力する
以下の画面で、会計システム向けのデータを出力できます。
- 請求一覧:請求データをもとに、売上(売掛金等)の仕訳を出力
- 支払一覧:支払データをもとに、費用(買掛金等)の仕訳を出力
- 計上データ出力:計上データをもとに、売上・費用の仕訳を出力
*元になるデータの違いについては、「会計連携機能の概要」をご覧ください。
上記の画面では、下図赤枠の部分からCSVデータをダウンロードできます。なお、データの出力内容は検索条件に連動します。
MFクラウド会計に取り込む
ダウンロードしたファイルをMFクラウド会計に取り込む手順を説明します。
まずは、「会計帳簿→仕訳帳」画面に行きます。
仕訳帳画面では、下図のように、一覧の右上に「インポート」ボタンがありますので、それをクリックし「仕訳帳」を選択します。
下図のように、ファイルを選択できるダイアログが表示されますので、そこでboardからダウンロードしたファイルを選択してインポートしてください。
インポートの際、存在しない勘定科目や取引先などがある場合は、どのように対応するか確認が表示されます。MFクラウド会計の画面の説明に沿って対応してください。
インポート後、仕訳内容の修正が必要な場合は、MFクラウド会計上で修正してください。
‹‹ 勘定奉行向けCSVデータ出力 クラウドサイン連携 ››